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厚生労働省発表の潜在保育士数はなんと60万人!!
昨今、
保育士不足が問題になっていますよね?
そこで厚生労働省は必死で
保育士を増やす努力をしています。
けれど…
政策がちょっと見当違じゃない!?
って私は感じます。
例えば…
保育士不足だから
新規保育士を増やそう。
⇒保育士資格試験の実施数や要件の緩和
いやいや、潜在保育士だけでも60万人も
いますから。。。
問題にすべきは
保育士の賃金の低さや待遇の悪さから
早期離職・潜在保育士化という流れです。
⇒国で補助して民間保育士の給与を5%UP
保育士の平均給与って、
年間約214万円(平均35歳)です。
これに5%UPを上乗せすると
月額8000円UPで、
17万円⇒18万円になります。
しかし、これは給与額ですので
ここから保険料や税金などが引かれ
手取りは14~15万円弱になります。
「35歳で手取り15万円」って
まさにワーキングプアのモデルケース!!
国の補助で手取りが14万から
15万円にUPしたからって、
あなたは保育士になりたいと思いますか??
たぶん多くの保育士さんが
「NO!」
って回答すると思います。
潜在保育士さんが復職するならば今がチャンスです!
子どもの命を預かる責任
保育後の事務作業・書類作成
つらくても子どもの前ではいつも笑顔
モンスターペアレントや職場の人間関係で
神経がすり減る
土日祝日長期休み関係なし
そんな待遇が悪い職場で、
35歳になっても給料は15万円。
この案を作成した政治家や官僚たちは
実際に自分の生活レベルに当てはめて
考えたことがあるんですかね??
サービス残業を含めると、
5%UP後でもアルバイトの最低賃金を
下回っちゃいます。
国会で居眠りしている政治家の給与を
子供の命を預かる保育士の給与に
充ててもらいたいです!!
こういったデータを見ると、
厚生労働省や政府には期待できない
というのがわかっていただけると思います。
「え??
今も保育士の給与ってこんなに低いの?
じゃあ、普通にパーとした方がいいや~」
そんな風に思っちゃいますよね??
でも、ちょっと待ってください!
これは厚生労働省の見当はずれの
やり方です。
こんなやり方には頼れない!!と、
独自に保育士を集める努力をする
民間保育園が増えています。
給与や待遇面での優遇制度を
用意して、優秀な保育士を集めようと
どの園も必死です。
給与面だけではなく、
厚生労働省が運営する公立保育園には無い
特典もたくさん用意されています。
たとえば…
☆手取り月収25万円以上!
☆年に数回の長期休み確約!!
☆幼児教育の先進地域のヨーロッパに
研修旅行制度♪
こういった条件も珍しくありません!
保育士不足の今だからこそ、
保育園は保育士確保のために
好条件を必死に提示しています。
今後もし、保育士の高所得・好待遇が
あたりまえになってしまえば、
潜在保育士さんが60万人もいるのですから
保育士不足はすぐに終了してしまいます。
ですので、保育士不足の今の時期に
保育士に復職するのは大チャンスです!
保育士さんが好待遇・高賃金の職場を
選んで就職することで、
厚生労働省運営の公立園でも低待遇の保育園に
保育士が集まらず、待遇を改善せざる負えません。
現場から待遇改善につなげて行きましょう♪