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非常勤職員の待遇や勤務体系
非常勤職員として長く保育園に
勤めているけれど
なかなか昇給しない。
正規職員と全く同じ仕事量なのに
非正規職員だからってお給料が安い。
有給休暇や保険加入の面で
かなり損をしている。。。
って感じている、
非常勤保育士さんって
かなり多いんですって!!
実は、
ひとくちに非常勤保育士といっても
大きく3種類に分けられます。
1.臨時保育士(正規の臨時代替え職員)
主に正規職員の急な欠員を埋めるのが、
この「臨時保育士」さんです。
よくある年度途中からの
「産休・育休代替え保育士」や
病気療養や急な退職などの際に
求人募集されます。
この臨時採用保育士の特徴に、
次年度にはほぼ正規職員が補填されるので
1年以内の短期間の期間限定職員である。
また…
●保育士資格必須
●急な欠員で研修や引き継ぎが皆無な場合も…
●任されるのは責任の重い正規職員の代替え
●給与や待遇は正規職員に劣る
ベテラン保育士さんが不定期に
働きたいという場合や
長期旅行が好きなバックパッカーな
保育士さんとかには合っている
かもしれません。
2.時間外保育士
正規職員の出勤前・退勤後など
「時間外」の保育を任されるのが
時間外保育士さんです。
保育園は幼稚園などと違って
登園時間は園児によってまちまちです。
そのため、
すべての園児が揃う時間まで
親と離れた園児をなぐさめたり
少人数で室内遊びをしたり
比較的まったり過ごす印象です。
保育士資格はあまり問われないそうで
子育て経験があれば採用される事も
あります。
その分お給料や待遇は、
レジのパートとさして変わらないので
厳しいものがあります。
子育て後や定年後の
50代~70代ぐらいまでの
おばあちゃん保育士さんたちが
元気に働かれている姿をよく見かけます。
3.保育補助員
正規職員の補助として働く
保育士です。
責任の重いクラス担任や保護者対応を
する場面はかなり少ないです。
保育士資格は不問な場合も多く、
年齢の若い方が比較的多い印象で
高卒から実務経験を積んで保育士試験を
受験するために働いているという方も
結構いらっしゃいます。
仕事内容は、
掃除や配膳準備や排せつの後始末など
簡単に言うと「保育士兼雑用係」です。
補助する正規保育士が良い人なら
一番働きやすい形ですが、
非常勤保育士を馬鹿にする保育士も
中にはいます。
正規職員にキャリアアップするなら今がチャンス!
保育士って給与や待遇が悪く
非正規職員はさらに悪い。。。
保育園でも正規職員に
「アルバイトのおねえちゃん
パートのおばちゃん」
って馬鹿にされて扱われる。。。
そんな状況で勤めていたら
保育士を辞めたくなっちゃい
ますよね??
でも、ちょっと待ってください!!
保育士不足の今、
非正規職員が正規職員に
キャリアアップできる
大チャンスなんです!!
というのは、
現在保育士不足が深刻で
どの園も保育士の確保のために
必死になっています。
その原因のひとつが
待機児童を解消するため、
厚生労働省が主体となって
保育園を急ピッチで増設した事に
あります。
しかし、
待遇の悪い園には保育士が
集まらず新規オープン予定の園が
開園を先延ばしになったという話も
けっこう聞きます。
そこで、
保育園は競って好待遇を提示して
保育士確保のために奔走しています。
また、保育士不足から
研修などに時間を取れない園が多く
新卒の方よりも経験者の方が
優遇されます。
ですので、
非正規職員として働いていた保育士が
新規オープン園で保育主任を任される
なんて話も最近よく聞きます。
ですので、
現在非正規職員として働いていて
正職員にキャリアアップしたいと
考えている保育士さんは…
転職するなら今が絶好の機会です!!
自分の給与と実際の求人条件を
実際に比較していただければ
その意味が分かりやすいと思います。