保育士が転職先を探す時に確認すべき5つの注意点!

目次

保育士さんが仕事を転職したいと思ったら…

今の職場でこのまま働いていて

私大丈夫かな??

社会人として働いている中で、

こんな疑問を持つことって

ありますよね?

それが、一般的な職業と比べて

待遇が悪い職場が多いといわれる

保育士さんであれば…

なおのことこういったことを

感じる機会が多いと思います。

こどもが大好きだから保育士さんに

なったけれど、

現実はこどもをかわいいとさえ

思っている余裕がない。。。

このままこの園で働き続けるよりも

他の園へ転職したい。。。

そんな時に

ちょっと考えていただきたい点、

確認していただきたいポイントが

あるんです!

保育士の転職の5つの確認ポイント

1.時期時期

2.自分の状況

3.相手の状況(保育園の状況)

4.転職の動機

5.転職後の展望

これらをきちんと踏まえた上で

転職活動をすることで、

保育士さんは転職活動をすることが

重要になってきます!!

では、実際にひとつずつ確認して

いってみましょう♪

保育士の転職の際に確認すべき5つのポイント!

1.時期時期

実際に保育士さんとして働いている方は

充分にご承知だと思いますが…

保育園などの教育機関は

4月を区切りに年度替わります。

保育園側としては4月に決定した

人員体制で翌年の4月まで運営しようと

考えています。

実際に職員の中途退職などが

無ければそれは可能です。

というのも、

園児は4月に定員いっぱいで入園して

引っ越しなどがなければ、

大体の園児が6歳の3月に卒園するからです。

ですので、

保育園側としては、

年度途中で保育士が退職する事は

一番困ることです。

 

また、

こういった事情から年度が替わる4月に

向けた求人が多く出回ります。

4月に向けた求人は待遇や

職種も多種多様で良いものを

選ぶことができるのに対し、

年度途中の求人は、辞めざるを

得ないような待遇の補充要因が

募集される可能性が高くなります。

このように

4月の年度替わりを意識せずに

転職活動をするのはお勧めしません。

2.自分の状況

保育士として勤務するには

保育士の資格は実は必要ありません。

ですから、無資格で保育園に勤務

されているという方も多いかもしれません。

そして、保育士の資格を取得するには

短大卒以上の学歴が必要になるため

あきらめてしまっている…

という方もいらっしゃるそうです。

しかし、

中学卒業後5年以上7200時間以上

高校卒業後2年以上2880時間以上

の実務経験があれば保育士の資格試験を

受けられるようになるんです。

もし、

あなたがまだ保育士の資格を取得して

いなくて、こういった実務経験があるのであれば

ぜひ今の園にいるうちに保育士資格を

取得することをおすすめします!

というのは、

保育士の資格を取ることで

次回の転職を有利にすることが

できるからです!!

もし、転職を急いでいないようであれば

ぜひ確認してみてください!

3.相手の状況(保育園の状況)

旧来の家族経営から抜け出せず

財政状況が逼迫している。

新規立ち上げ園で、

保育のノウハウを持つ経験者が少なく

一部の職員だけに大きな負担が

かかっている。

大規模園で経営者側も

園の全体像をいまいち把握しきれない。

現在、保育に関する法改正や

社会制度の改革が目まぐるしく

行われています。

そのなかで、

保育の現場では様々な問題を抱えながら

運営されている保育園が多くあります。

就職してみてから、

保育園が問題を抱えている事が

分かった…

という事のないように

転職の際には就職したいと考えている

保育園を細かくリサーチすることが

重要です!!

4.転職の動機

あなたはなぜ転職を考えましたか?

これは、面接でよく聞かれる言葉ですが

面接では言えないあなた自身の本音が

あるはずです。

その本音の部分を自分で誤魔化していては

転職したとしてもまた同じ失敗を

繰り返してしまうのではないでしょうか??

待遇改善やスキルアップを考えて

転職を考えていますか?

それとも、

ただ今の勤務先の園から逃れたい

一心で転職を考えているのでしょうか??

勤務先から逃れられても

自分からは逃れられません。

まずは、

自分の問題点や保育園を選ぶ際の

反省点にきちんと向き合う事で、

理想の保育を行える園に

巡り合うことができます。

例えば転職の動機として…

園児の保護者とうまく信頼関係を

築けなかった。

⇒保育園のカラーや地域性、

 その園の保護者の求めるものが

 あなたの考えと違った。

具体的には、

あなたはこどもがのびのびと遊べる事が

一番大事だと考え保育環境を

一生懸命整えました。

泥遊びなどを取り入れて

自然と思い切り触れ合わせるなど

努力をしました。

けれど…

小学校受験が盛んな地域にあり、

保護者は英語や早期教育などに

関心が高い人が多かった。

降園後に習い事などに行くのに

爪が汚れていたり疲れてしまっていては

困るなどの苦情が多い。

次に転職する園は

どういった地域にあるのか?

保護者がどういったことを求めている

園なのかを把握して、

自分の考えに近い園を選ぶことを

強くおススメします!!

保育園は公立小学校などと違い

特色や地域性など千差万別です。

きちんとあなたに合った

保育園を選ぶ事が重要です。

5.転職後の展望

働きやすければいいや…

お給料が今よりも高くなれば…

今の保育園以外であればどこでも!

なんて曖昧な理由から転職してしまうと、

失敗に終わるケースが多いんです!!

それは、

何をどんな味付けで作るか決めないで

お料理を作るようなものだからです。

プロの料理人であれば、

きちんと明確にできあがりの味を

イメージしてお料理を作るはずです。

それと同じで転職したら…

「こんな保育士になりたい」

「こういう保育園で働きたい」

「こういった役職に就きたい」

具体的なビジョンを持って

就職活動を行うことが重要です!