保育士として自分の理想の保育をするためには…

一般的には評判の良い保育園に

勤務しているけれど…

お給料・待遇や人間関係にも

不満はないけれど、なんだか毎日

保育士として満足感がない。。。

なんか自分の理想とする保育園が

見つからない。

そんな風に悩んでいる保育士さんも

いらっしゃいますよね?

実は私自身も、

一時期そういった悩みを抱える一人でした。

保育士として就職し、

はじめは業務をこなすことで精一杯。

それが、

人間関係や保育園という職場にも慣れて

いくつかの保育園を経験する中で、

何か保育士として物足りない…

と感じるようになっていました。

私が自分の理想の保育を見つけるまで…

☆自分の中にある理想の保育に向き合う

自分の中にある物足りなさや違和感について

はじめは自分でもどんな意味があるのか

全くわかりませんでした。

でも突き詰めて考えてゆく内に、

「自分の理想とする保育」

一般的に公立保育園でも行われているような

保育に大きなギャップがあることに気が付きました。

☆こどもの心や体を作る給食に疑問

公立の伝統もあり評判も良い保育園でも…

給食は添加物や保存料いっぱいの既製品を

材料に使用する。

例えば炊き込みピラフというメニューに

タンパク質として「ポークビッツ」

よく使われていました。

確かにウィンナーは味もよく出ますし

特にポークビッツは小さい子供に食べやすく

人気がある食材です。

でもその反面、価格も高価ですし

食品添加物のリン酸塩ナトリウムや

次亜塩酸ナトリウムなど危険性がある

ものを含んでいます。

それであれば、

質の良い鶏肉などを使用した方が

コスト的にも栄養的にもいいのでは

ないかと考えてしまいます。

おやつも、

おやつ代200円程度を親から

徴収しているにもかかわらず、

市販の化学調味料入りのせんべい等

疑問を抱く内容でした。

☆マナーよりも自然な生理現象を優先したい

また、

保育士になってから知って驚いたのですが…

保育園には、

「食事中にトイレに行ってはいけないという」

決まりがあるという事です。

もちろん賛否両論、園によってそれぞれですが

一般的に保育園では食事中にトイレには行かない

という事を子供に守らせようとします。

それが一概に悪いこととは思いませんし、

大人として社会に出るまでには身に着けられると

良い習慣かとも思います。

けれどそれを求められるのは、

トイレトレーニング終了後の3歳児程度から

徹底しようとすることが多いんです。

たとえ、食事直前にトイレに行っても

飲み物や食べ物をおなか一杯食べれば

お腹も活発に動き出し尿意や便意を

食事中に覚えてもおかしくはありません。

それは、

大人の私ですらそうなのですから

子供の小さい体で代謝も活発な場合

どうでしょうか?

排尿排便のコントロールも

大人と同じようにはできる年齢でも

ありませんよね?

また、私自身ひどい便秘症なので

排便のチャンスを逃すと3日4日は

溜め込んでしまいます。

逆に下痢症の体質のお子さんも

いらっしゃると思います。

そういったことにも、

あまり気を配っている様子もなく

一律に「食事中はトイレに行っちゃいけない!」

と命じるのはなんだか軍隊的というか…

実際に、

私自身の子どももこのプレッシャーで

頻尿になった経験があります。

こういった、

一般的な保育園の保育の在り方に

疑問を抱いていました。

☆直接の転機になったのは3.11

そんな時に起こったのが、

東北地震とそれに伴う原発事故でした。

停電や断水がいつ起こるかもわからぬ

厳戒態勢の中の保育でしたが、

保育園というか保育園を経営する行政は

何事もなかったように平常運転をしなさいと

命じました。

「都内の水道水は乳幼児には飲ませてはいけない」

という政府の発表があり市役所で

ミネラルウォーターが配られる中、

公立保育園では水道水で調乳し給食を

調理していました。

保護者に説明会等が開かれた事も

ありましたが、園長の有無を言わせない

圧力で意義がないことになっていました。

後々、知人に聞いた話では

国から地方自治体へ、

地方自治体から園長へと

「口止め」が申し渡されていたそうです。

実際、

原発事故に関する活動をしていたその知人は

市長から直接電話がかかってきて高圧的な態度で

脅されたそうです。

子育て支援やクリーンな政策で

当選した市長だったので、

私も驚きや怒りでいっぱいでした。

そういった経緯から、

権力や一般常識とは離れて

いったん自分の理想とする保育を

見直してみようと試みました。

☆私の実際的な理想の保育とは?

私が理想とする保育は

昔ながらの日本の子育ての延長にある

母性的な保育です。

日本を含む東南アジアの母系社会に

よくこの形態がよく見られるのですが…

甘やかしと非難される傾向もありますが、

生まれてから6年間ぐらいは母親の懐の中で

育てても良いのではないかと考えます。

実際幼児期に十分甘えられた子どもは

思春期以降も情緒が安定しており、

社会的にも高い結果を残すといわれています。

それでなくても、

幸せな子供時代を送れたという経験は

大人になってからも大きな財産となります。

もちろん、

他人を傷つけたり・迷惑をかけたりする事は

きちんと正します。

遊びは、

森や林・川や海など

自然の中で自然のものを使って遊ぶ。

大人が事前にカリキュラムを決めず

基本的には子供の意志を尊重して

保育者は指示や先導したりしません。

また、

食は子供の体や心を形作るものですので

自然の摂理に適った食べ物を食べて欲しいと

考えます。

そして、

食べたら出るというのも自然なことですから

もちろん食前に排泄は済ませさせますが

食事中はトイレ禁止とはしないでしょう。

これらの私の理想の保育が、

他の保育士さんの理想とは

なりえないですし、

実際理想の保育は各自探していかれる

しかないと思っています。

でも、

考えるヒントとして

私の一個人の理想の保育の例を

参考にしていただければと思います。

自分の理想の保育に近い保育園を探す

☆悩むより行動するしかない

自分自身の中にある理想の保育が

掴めたのですが、

実際にこう言った保育をしている

保育園が果たしてあるのか?

という事は疑問でした。

しかし、

悩んでいても始まらないので、

行動を開始しました。

手あたり次第、

保育関係の人脈や本などから

様々な保育形態の施設などを

探しました。

そして、

自分が理想としている保育に近いものが

「森の幼稚園」と呼ばれる

オルタナティブ教育の一種であることが

分かりました。

☆オルタナティブ教育とは?

オルタナティブ教育とは、

いろいろな意味合いがありますが…

日本の幼児教育においては、

主流の教育とは別の第2・第3の選択肢

としての教育方法です。

マイナーな教育方法に賛同する変人が

あえて高い授業料を支払い通わせるという

ネガティブなイメージも、

横並び主義の日本では多く聞かれます。

でも、

軍隊式の義務教育・高校・大学へと

否が応でも道はきまっているのだから、

せめて幼児教育くらいは人間味の有る

教育を受けさせたいと考えるのが

おかしいことでしょうか?

私は、

それは親御さんとして普通の事

なんではないだろうかとことと感じます。

けれどそれと同時に、

こういった考えだけが絶対に正しいとは

私自身も考えていません。

人それぞれが、

理想とする保育は違うはずですし、

それが違ったからと言って

相手に合わせる事も非難する事もありません。

自分が自分の理想とする保育を

実践するだけです。

☆理想の保育園で働くと何がいいの?

例えば家から近いから…

初任給の額が高かったから…

という理由で理想の保育園に

出会えた方は本当にラッキーだと

思います。

でも、

現実問題なかなかそういった

巡りあわせに恵まれる事って

中々ありません。

ですので、

自分から理想の保育園に巡りあう

努力をしていく必要があります。

でも、

それはとても大切なことだと考えます。

それは、

自分の理想を実践できる素晴らしさは

保育士の醍醐味ともいえるからです。

実際にそれを感じることができない

保育士さんが多いからこそ、

待遇面だけではなく離職率が高くなる

原因だと感じます。

ですので、

転職を迷っている保育士さんは

ぜひご自分の理想の保育を確認し

それを実践できる保育園を探して

見てほしいと思います。

待遇や賃金では測れない価値のある

経験ができると思いますよ☆

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